福井駅前電車通り北地区
A街区市街地再開発組合

仮囲いラッピング

令和4年3月末に仮囲いの装飾が完成しました。
再開発に向けたアートメッセージや県民の皆さんと作り上げた
福井写真館など装飾内容を以下に掲載しています。
01
北面キャッチコピー
「主体的に幸せをつくっていこう」という方針をもとに、自分たちでここからまちなか/福井を 変えていこう、アクションを起こしていこうというメッセージを伝えていきます。
Message
メッセージはそれぞれ、福井の歴史を捉え、未来に向けて再解釈したものです。
過去
これから
過去
ものづくりの基盤/社長
▶︎
これから
変化を起こす力
(Change チェンジ)
震災・災害からの復興
▶︎
しなやかさ
(Resilience レジリエンス)
関係性
▶︎
寛容性
(Open-minded オープンマインド)
幸福度No.1
▶︎
自分たちでしあわせを創造
(Handmade ハンドメイド)
この4つのメッセージは相互に支え合いながら、大きなひとつの関係性を構築しています。

1)Change:福井の多様なプレイヤーたち。それぞれが挑戦を起こしていこう。
2)Resilience:複雑な社会課題や、実現を阻む困難を前にしても、しなやかに変化し、乗り越えていこう。
3)Open-minded:めぐりあわせを大事にしあい、刺激しあいながら、お互いが自由に変化していくことを尊重し、支え合っていこう。

上記の1)〜3)のサイクルをまわしつづけることで、他人任せのしあわせではなく、「手づくりのしあわせ(Handmade Happiness)」をつくっていこう。
Concept
1.HAPPINESS IS HANDMADE
ハピネス・イズ・ハンドメイド(直訳:幸福は、手づくりだ)
意訳(日本語版):つくろう、しあわせ。
最も上位に位置するメッセージです。福井の「幸福度一位」は客観的な指標に基づくものですが、さらにそれに加え「私たち自身の手で、主観的な幸福をつくっていこう」というメッセージを道行く人々に伝えていきます。またこのメッセージは同時に、福井に根ざすものづくりの文化/社長輩出率一位の文化とも重なりながら、「自分で・主観的に、しあわせなまち、しあわせな未来をつくっていこう」というメッセージであります。
2.BE THE CHANGE
ビー・ザ・チェンジ(直訳:変化になれ)
意訳(日本語版):あなた自身が変化だ。
ガンジーによる名言「Be the change that you wish to see in the world」(この世界で目にしたい変化があるなら、あなたがそうなりなさい)を引用したメッセージです。
福井のものづくり産業は、時代の要請にあわせて常に変化しつづけてきました。また、福井のまちなかも北国街道と足羽川水運の結節点、交通の要衝として、多様な文化や経済が往来しながら「変わり続けてきた」まちです。再開発というまちの岐路に立ついま、こうした「変化」を私たちから起こし、「しあわせをつくって」いこう。そんなメッセージを込めています。
3.BE FLEXIBLE
フレキシブル・レジリエンス(直訳:柔軟な回復力)
意訳(日本語版):しなやかに、前へ。
福井は、震災・戦災を乗り越えてきた、しなやかな回復力(=レジリエンス)があります。その復興の歴史があるからこそ、私たちの中には、困難な社会課題を前にしても、実現を阻む苦難が待ち受けていても、しなやかに変化しながら、前に進んでいこうとするDNAが流れているのではないでしょうか。そんな、自分たちでしあわせを生み出そうとする私たちの、しなやかに前へ進んでいこうとする志を表現します。
4.OPEN-MINDEDNESS
オープンマインデッドネス(オープンマインド 直訳:寛容さ)
意訳(日本語版):ちがいを愛そう。
福井は、宗教的な下地や三世代同居率の高さなどにあらわれるとおり、「関係性」を重要視してきました。その関係性の尊重を拡張し、お互いが変化し創造する自由を、オープンな気持ちで尊重し、支え合おうとする気持ちが「オープンマインド」です。このオープンマインドはまた、多様なめぐりあわせを大事にすることで、オープンイノベーションへもつながっていきます。
02
福井写真館
「街が変わる、あなたが変わる。」をテーマに、駅前の変化を 自分ごとに捉えていただけるようなイベントを開催いたしました。 福井駅前を散策しながら、街の見方が変わる、また自分の「好き」「幸せ」「しなやかさ」が変わる写真を撮影しました。ゲストにhoyano filmを迎え、一緒に散策しながら新しい街の風景を探しました。
片町にある狸の置物が空を見上げている所です。そこにあるのに見逃してしまうことを意識して撮影しました。
Photo : 心優
新栄商店街の中で撮影をしている他の参加者の様子です。福井のまちなかを冒険しているかのように撮影してみました。
Photo : 室井泉海
足羽川に残る雪と、それを照らす太陽の光です。川面や空の青と積もる雪のコントラストを意識して撮影しました。
Photo : 服部純平
片町の通りから路面電車が通過する所を撮影しました。電車の時刻表を調べて、待ちかまえて撮影した1枚です。
Photo : matsumon
福井駅の線路を下から見上げた1枚です。線路がどこまでも続いているかのように見えたので撮影しました。
Photo : 原 康人
福井駅の駐輪場を撮影しました。自転車が綺麗に整列しているだけで絵になることに気づき、撮影した1枚です。
Photo : ミタ
工事現場に差し込む光を撮影しました。影とのコントラストが抜群なので、何気ない風景もまた違って見えます。
Photo : CHAKA
路面電車と車を撮影しました。この二つが、手で触れられる距離で走っているのは、福井ならではの光景だと思いシャッターを切りました。
Photo : のの
走り抜ける車の窓から見える駅の柱をとりました。車が通り抜けるのを、じっと待ち構えてシャッターを切りました。。
Photo : タイガ・イシバシ
片町にあるタバコ屋の懐かしい風景を撮影しました。ふとした所にある日常かなと思ってシャッターをきりました。
Photo : 独りぼっちの百鬼夜行
ポストの上に溜まる水に反射する再開発の様子です。イベント終了間際に、水が溜まっているのを見つけ思わずシャッターを切りました。
Photo :@akihiro90mm
足羽川にかかる橋の下に、他の参加者に立ってもらって撮影しました。影と光が綺麗にコントラストを演出している所がポイントです。
Photo : ノッチ
水たまりに映ったまちの様子を撮影した1枚です。日常の路地裏でも、少し視点を変えれば非日常を演出できるかなと思います。
Photo : たま。
アーケードを下からのアングルで撮影しました。光をどう入れていくのかを意識してみました。
Photo : みき